2022/10/18

託児所や保育所などの施設で0歳から6歳までのお子様を預かり、お世話をするのが保育士の仕事です。今も昔も保育士の仕事は大変人気の職業となっており、多くの方が職に就くため資格を取得されています。国家資格である保育士資格を取得するには、専門学校で所定の課程や科目を履修し卒業するのが一番の近道です。もちろん、児童福祉施設にて2年以上かつ2880時間の実務経験をこなした方なら、全都道府県で行われる試験に合格することでも資格を取得できます。
しかし、筆記試験と実技試験を合わせた合格率は意外に低く、ここ何年かの平均も10~20%程度となっているのが現状です。そのため、確実に資格を取得するのであれば、専門学校に通われるのがおすすめです。専門学校には指定校と併修校の2種類ありますが、指定校なら厚生労働省や文部科学省の指定を受けているので、単位を取得すれば保育士の資格と幼稚園教論2種免許を取得できます。一方、併修校の場合では、厚生労働省や文部科学省の認可指定は受けていないため、通信制短大と併修して資格取得を目指さなくてはなりません。
ただし、短大卒と同程度の扱いを受けられるという優れた点も存在します。保育士の専門学校は一般的に2年制が主流となっており、場合によっては夜間課程を設ける学校もあるため、日中働きながら資格を取得することも可能です。専門学校を利用するのなら、早く現場で働くことを願う方や、学費を極力抑えたい方、試験に自信がない方に良い方法となっています。