2022/10/18

保育士の専門学校では、将来保育所や保育園に勤めて子どもに関わりその成長を身近で見ることのできる仕事に就きたいという学生が多く、職場においての実務に役立つ知識や技術を身につけながら、就職に必要な国家資格である保育士資格も専門学校では取得を目指すことが出来ます。一般教養なども学ぶ大学や短期大学に比べて、専門的に保育のことを集中して学ぶ環境があるため、学生も卒業後は保育を仕事にしたいという人が集まります。このため同じ目標に向かって学ぶ友人や仲間を作りやすいのが保育士の専門学校の特徴で、卒業後も保育園や保育所など同じ業界に就職することになる友達が多くなることもあり、卒業しても情報交換ができたり同期ならではの悩みを相談できたりする友達が作りやすいでしょう。保育士の専門学校では、保育や福祉関係の知識や理念を学ぶほか子どもに接するときに役立つ心理学や臨床心理も学びます。
保育の現場での仕事に直結する乳幼児の着替えや沐浴なども実際に人形を使って体験する授業を受けたり、絵画や楽器の演奏などもカリキュラムに組み込まれていることもあります。また保育士の資格も専門学校では取得でき、文科省・厚労省の認可を受けた指定校は卒業時に資格が与えられ、文科省・厚労省の認可を受けてない併修校の場合は短大などの通信課程を受講し、卒業して資格を取得します。早く資格を取得できるのは2年制の指定校ですが、3年制の併修校は短大の卒業歴も得られるなどどちらも利点がありそれぞれです。